暮らしのエッセイ

知識はときに毒にもなる

私は、ものすごく知識が好きです。

知ることが好きで、自分が知らないことに出会うとワクワクするし、それを自分が持っている知識と照らし合わせるのも好きです。

ブログもなぜ書いているかというとやっぱり知識が好きだからかもしれません。

 

私は小さい時から「これはなぜだろう?」と思うことが多くて、本を読んだり、自分で考えたりもしましたがなかなか「なるほど!」と思うことがありませんでした。

田舎に住んでいたので圧倒的に情報も偏っていたし、親に聞いても求める返信はかえってきせん。

じゃあ、インターネットに救われたんだね!というと
たしかに救われはしたんですがインターネットに自分が欲しかった情報があったかというとありませんでした。

まだ、分厚いパソコンの時代だったしスマホなんてありません。今みたいにSNSで情報発信するなんてこともありません。

 

そこから年齢を重ねていくうちに小さい時に疑問だったことをたくさん腑に落とすことが出来て「知らなかっただけなんだ」と何度も感動するようになりました。それと同時に早く知りたかった!と思うこともあります。

 

実は、その感動を誰かにも提供したくてブログを書いているところがあります。

 

その感動を味わってしまったので、本なども片っ端から読み、よくわからないセミナーなどにも行ってみたし、飲み会に誘われれば参加してみていろんな業界のすごい人と会ったりもしたし、そのたびに「なるほどね」と「世の中こうなってるのね」と自分の中で腑に落ちることがたくさんありました。

 

 

でも、最近、知識は毒にもなると感じていて。

 

これは、私が好きな文章を書く人が2人いるんですがその人たちも同じようなことを言ってました。

わたしも前々から同じことを感じていて、知れば知るほど知識が増えれば増えるほど私自身は自分が重くなっていく感覚があります。

 

持っている情報が多すぎてそれをうまく使いこなせない。いっそ知らない方が幸せだったななんてこともたくさんあります。

 

正解なんてないからブログにもなかなか断言して書けないな。

あの価値観だとOKだし、この価値観だとうーんだな。

これが本当かな?これが嘘なのかな?

とか。

 

ちょっと具体的に例えを出すのが難しいんですが、知識が増えれば増えるほど自分の中の足枷が多くなってしまうというか。アホになれなくなってきたというか。

知識を増やせば増やすほどに自分が賢くなった気がして(気がするだけだけど)、自分の中に常識が増えていくような気がしてそれが重い。

だからこそ自分で「アホになろう」と意識しているんですが。その知識や情報に邪魔される時がある。

 

 

ブログに例えると先に情報をたくさん増やしてしまうと、Googleアナリティクスをみたり、サーチコンソルやキーワードプランナーを使うことばかりに気が向いて肝心の記事をなかなか書かなかったりとか。

どうしても知っているがゆえに、真似ばかりになって書けなくなってしまうとか。

実際にあまりブログ知識がなくてブログを書いている人の方が面白い記事が多かったりもするし。

 

あとは、たとえば麻雀だと(すぐに麻雀に例えてごめんね)初心者の人がいきなりスーアンコという難しい手で上がる時があります。わたしも、まったく役を覚えていない時に「ツモ」と言ったらスーアンコだったことがあります。

その手しか知らないからこそ、あがれてしまうということがあるんですね。

 

 

そういえば、知り合いの子が小さい時にオーディションに行って。そのときのエピソードがかなり強烈で面白いんですがさすがにここでは書けないので割愛すると

知らなかったからこそすごい結果を出したんですよね。

その子がオーディションはこういうもの!と知っていたら、ぜったいにそんな結果が出なかったと思います。(気になる人は私に合った時に聞いてください)

知らないからこそ他人が驚くようなこともできるときもあり、それをビギナーズラック世間は呼ぶのでしょう。知らないって本当は無敵なのかもしれないですね。

 

そして、知識は薬と同じで、

ちょうどいい処方箋であれば身体に良いけど
多すぎると毒になることもあるのかもしれません。

 

なので、これからは新しい知識と出会ったらそれに頼りすぎず一度忘れることが大事なのかも。また、その知識を選択することも必要になります。

それを考えると私たちは普段1日だけで反射的に1万回ほどの選択をしているらしいから、知識をいれるとその選択がさらに増えてしまう。

 

それは疲れるはずだな。

 

やっぱりそのことを考えると知識は増えれば増えるほどいいものではない気がしてきます。

なので最近は意識的に、あまり他人のブログを読まなかったり、Twitterも見すぎたり、本も読みすぎたりしないようにしています。

私にはまだ多くの知識を使いこなす技量がないというのも分かっただけでいいのかもしれない。ちょっとしばらくは持っている知識だけで勝負していきたいと思う。

知識欲が強いのでうまくいくか分からないけどやってみようと思う。考えすぎる私にはちょうどいいかも。