
こんにちは。しののめです。
街中に刺繍のワンピースやブラウスが溢れている中、私は刺繍がマイブーム。1月にはまった時は寝ることを忘れ毎日のようにチクチクと刺繍をしていました。

最初に始めようと思ったきっかけはインスタグラムの海外の刺繍を愛する人々を見て。緑いっぱいの自然に囲まれて刺繍をする姿に憧れてしまったんです。作品もどれもキュートで個性的!
もちろんそれを見て「わたしもはじめたい!」と思ったんですが、面倒なのが道具集めですね。この段階で面倒になって諦めてしまうことってあるよね、、
しかし、私は妹が刺繍セットを持っていたので「やりたい!」と思った瞬間から刺繍をはじめることができました。ありがたや。
なので今回は
「刺繍をしたいけど、揃える道具ってなに?」
って人向けに値段も含めて詳しくブログでご紹介したいと思います。ちなみにわたしも初心者なので、今回は初心者目線でイージーモードでお届けします。
目次
基本の道具

これさえあれば大丈夫!基本の道具はこちら。
・刺繍枠
・刺繍針
・刺繍糸
・布
・糸通し
・布きりバサミ
・糸きりバサミ
・図案を写すための道具(チャコシートや消しペン)
詳しく写真と一緒に見ていきましょう。
刺繍枠

布を張って刺繍をしやすくする刺繍枠。絶対あったほうがいいです!
なくてもできることはできると思いますが、仕上がりが汚くなってしまうかも。
左が10cm。右が15cm。
お値段はどちらもユザワヤで800円ぐらいです。
アクセサリーなどの小さいものを刺繍するなら10cmでいいと思います。バッグやテーブルクロス、鍋敷きなどに刺繍するなら15cmのほうをオススメ。私は10センチがサイズ感的にお気に入りです♫
刺繍針

私が使っているのはフランス刺繍針。
3~9のサイズが入っているものです。こちらもユザワヤで200円ほどで買えます。
普通の針との違いは細さです。細いので刺繍をするときに布の網目を広げることなく、綺麗に刺繍が可能です。

左が普通の針で、右が刺繍針。
やっぱり右の刺繍針の方が細くて糸通す場所も潰れているのがわかりますか?
刺繍針がなくても刺繍できるとは思いますが、布によっては網目に通らなくて大変だと思う。なので刺繍針は安いので買っておくと便利。
刺繍糸

刺繍糸はユザワヤなどの大きめの手芸店に行くと糸が100種類ほどあり、色とりどりでめちゃくちゃ興奮します!同時に「ど、どれにしよう…」と頭を悩ませること間違いなしです。
この刺繍糸を選ぶ瞬間が一番興奮してワクワクする気がします。はじめて100種類の色鉛筆をもらった時のことを思い出すなぁ。
私が使っているのはDMCとオリムパスいうブランドのもの。
特にどっちを買うとは決めていません。その時好きな方を買っています。
買うのは25番の太さ。ひと束90円。10色買っても1000円いかないのでついつい油断して大量に買い物かごに入れてしまいます。
他にもコスモというブランドのグラデーションの糸や、金色のゴールドの糸なんか持っていますが見ているだけで可愛いです。
布

布は麻や綿がいいとネットに書いてあったので、いつくか買ってみたのですが結局、シーチングが一番刺繍しやすい気がします。
シーチングは仮縫いのときに使う布です。だいたい綿100パーセントで色も種類があります。しかも麻や綿に比べてお値段も安い!1m900円ぐらいで購入できると思います。
ってことで、今後はシーチングにしようと思います。網目が大きい麻や綿は仕上がりがあまり綺麗ではないです。でも網目が狭いと刺繍がしにくい。布が柔らかくても刺繍がしにくいです。
なので
・網目が大きすぎず狭すぎないもの
・柔らかすぎないもの(柔らかいと刺繍枠に挟んでも伸びてしまってやりにくいです)
が布を選ぶときのポイントかもしれません。布によって刺繍の雰囲気も変わるので面白いです。
糸通し

これはあってもなくてもいいと思うんですが、糸をたくさん通すのであると便利です。糸通し。
布切りはさみ

普通のハサミでも代用は出来ると思うのでなくても落ち込まなくて大丈夫です。でも、いらなくなった服を雑巾にしたりするときに便利なので、布切ハサミは買っておくといいですよー。
もちろん布の切りやすさは普通のハサミよりも抜群です。
糸きりはさみ

これもハサミで代用可!でも、基礎の道具として買っておきましょ。
図案を写すための道具
図案を写すための道具ですが、私は最初は消しペンを使っていました。
消しペン

消しペンは時間が経てば勝手に消えるペンです。一番楽チンです。思ったものをそのまま布に書いて刺繍します。
デメリットは消えるのが早いため何日もかけて刺繍をしたい時は不便でした。昨日書いたデザインが消えている→書き直すの繰り返しでした。
メリットはそのまま書けるところと、水で洗えばわりとあっさり消えるところです。
でも使いにくかったのでチャコペーパーを導入しました。
チャコペーパー

チャコペーパーは紙に書いた図案を写すためのものカーボン用紙のようなもの。
メリットは写してから長時間色が持つので時間をかけて刺繍をすると気に便利です。
やり方はこんな感じ。

デメリットは水洗いしないと色が消えないので少し面倒ということでしょうか。でも、なんども消しペンで布をなぞるよりはチャコシートのほうが私は好きです。
糸のことあれこれ
刺繍糸は100円均一で買った薄い収納BOXに収納しています。

それから刺繍をしていると中途半端な糸がたくさん出てきます。余ったけど捨てるのはもったいない程度の糸はこんな感じで使っていなかったメイソンジャーにほおり投げています。

これが結構便利で、ちょっと使いたいときはここの中からすくい上げて使ったりしています。適当です。この適当感がいい気がします。
刺繍初心者の人におすすめの本
刺繍初心者の人におすすめの本はこちらです。
atusmiさんの「刺繍のはじめかた」

刺繍の本をいくつか持っていますが、マスターしたいステッチはほとんど載っていますし、おしゃれでとても見やすいです。
刺繍をはじめてまもない頃は「裏ってどうやるんだろ」「つなげてもいいのかな?」「一回一回たま結びするのかな?」と裏の部分に関しての疑問がたくさん出てきます。
この本はすべてのステッチの裏の部分が見れるので刺繍をしていて「ここはなんのステッチで刺してたんだっけ?」と困ったときに便利です。
意外と裏地を見せてくれている本がないので、初心者にはこの本がとってもオススメです。
こちらの『刺繍の基礎』という本も一緒に購入される方が多いです。とにかく詳しく知りたい!という人は上記の本より、こちらの本がいいかもしれません。
私の刺繍の作品
ブログ名を刺してみました。ただ、麻の生地に刺したんですが網目が大きいので仕上がりが微妙です。写真に撮った時に可愛くない。シーチングでリベンジが必要です。
ドラマカルテットの題字がかわいかったのでアレンジして刺してみました。お気に入りです。配色を同じにするとおしゃれな感じになります。
バックステッチやアウトラインステッチ、コーチングステッチ、チェーンステッチ、フライステッチなどで作成。
こちらはサボテンのデザインを自分で考えて刺してみました。広い面積を糸で縫う場合は普段は2本の糸で刺しているところを3本にしたりしています。
道具を集めるのが面倒な人には「刺繍キット」がオススメ

ここまで書いてみましたが「うーん結構面倒だな!」って人には刺繍キットがオススメです。手芸屋さんにも売ってあります。
ちなみに可愛いのはフェリシモの刺繍キット。
フェリシモは月に一回どれかが届くよ!という定期便システム。1回だけも注文できます。
2000円でポーチが作れるセットもあり、初回は「刺繍針」もついているようなので「とりあえずやってみたい」って人にはお得感あると思います。
こちらのフェリシモのサイトから手芸・手作りキット→刺繍のページに行くとどれもこれも可愛くて思わず頼みたくなります。特にフランス刺繍がかわいいー!
まとめ
以上、初心者の初心者による初心者のための刺繍の話でした。
書いていて楽しかったので、今度は刺繍の一連のやり方を記事にできればいいなと思っています。鍋敷きを作ったり楽しいですよー!
やり方は人それぞれだと思うので自分でしっくりくるやり方があればそれでもいいと思います^^
